Tech News Today / 771 Shines Bright Like a Diamond / 監視社会がやってくる
今日はプライバシー関連のニュースで、元CIAがNSAがインターネットサービス大手に情報適用をAPI経由で強いていた件や、Googleグラスの顔認識システムについて
以下3行まとめ:
元CIAのEdward Snowdenがガーディアン誌に明かした所によると:
現在、NSAはターゲットを特定せずにほとんど全てのICTに流れる情報を分析・蓄積している。
今回は、誰かに害を及ぼすような情報はリークせず、そんな監視社会にNoを突きつけるためのリークである。
NSAは、Google、FacebookやTwitterのようなインターネットサービス大手に情報提供を求めるのではなく、NSAが作成したAPIを組み入れるように依頼した。だから、各社からのコメントは「そういった情報を提供したという認識はない」というものだった。
Twitterのみが、この依頼を断り、紙やハードディスクに収めた状態でなら、という代替案を出した。
- 最初に明らかになったニュースよりもヒステリックな内容ではない事がわかってきて、では実際にどういった情報を企業が政府に提供すべきか、という議論が市民の間に沸き起こってきた。(Tom)
Intelが、「計画しているテレビ視聴サービスについての、ケーブル会社への通常よりも75%プレミアムが乗った契約金」と「Obsidian」という新しいアンドロイド上で稼働するスマートフォン用UIについて発表した。
- 新しい通知が入るとアイコンが45度傾いて知らせるなど、新しい工夫がある。(Sarah)
- IntelはPC/Laptopの売上が下がることが予想されているとは言え、ここまでする必要があるのだろうか?(Iyas)
GoogleはGoogleグラス向けに「顔認識システム」と「声紋認識システム」の両方の使用をとりあえず禁止したが、この顔認識システムは、元々医療用で、運び込まれた患者の病歴などの検索等の使用を想定されていた。
感想:
ビッグデータとの付き合い方が、こういうプライバシーと監視社会の話題にまで簡単に接近してしまう、ある意味技術の間の壁は年々低くなっていることがよく分かる。