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日米雑誌とPodcast 3行まとめ

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Economist Jul 27th 2013 / 復讐の時 (Japan’s upper-house election / Redemption)

今週のエコノミストはBRICS諸国の停滞について。日本の参議院議員選挙については2週間ほど前から記事がのるなど、注目度は高かった。内容については現在の日本の問題点を浅く広く取り上げているが、その中でも憲法改正部分について「イギリスの」「リバタリ…

Tech News Today / 802 $35 TV from Google / AppleとGoogleの明暗

Appleが新製品を出せずに伸び悩んでいるのとは対照的に、Googleからは画期的な製品が登場した。以下3行まとめ: Googleから2つの新製品の発表があり、1つは元々噂があったNexus 7ともう1つが、ChromecastというUSBメモリ型のストリーミング受信機(Apple TV…

Economist Jul 20th 2013 / 参議院選挙の趨勢(Man with plan / Elections in Japan)

今週のエコノミストは先進国で犯罪率が減っているという事実に着目した特集。日本の参議院選挙については2週続けて記事があり、Economistとしても注目度が高いことをあらわしている。以下3行まとめ: 6年前の参議院選挙で民主党に敗北を期し、辞職することに…

伊藤洋一のRound Up World Now! / 2013年7月19日 ITスペシャル  747回

今週のRound Up World Now!は、恒例の湯川抗さんを招いてのITスペシャル。ソーシャルやITの未来について語る。以下、3行まとめ: FacebookやTwitter以降のソーシャルの未来はどうなるか?(伊藤) 実名で意見を述べる人がインターネット空間に増えてきたこと…

西内 啓 統計学が最強の学問である 感想

この本は、バズワードになっている「ビッグ・データ」について、HowよりもWhyとWhenについてこだわって書かれた本である。まず数式を用いた説明はほとんどない。「カイ二乗検定」ですら用語の説明と、どういった時に使用するのかという基準のみにページが割…

西内 啓 統計学が最強の学問である 終章 巨人の肩に立つ方法

統計学の特長の一つとして、過去の研究結果を「系統的レビュー」という「複数の研究をまとめて結局のところ何が言えるのかについて述べる」という形で利用する方法が採用できることにあり、これにはほとんど主観が含まれなず、「現時点での最善の答え」とい…

西内 啓 統計学が最強の学問である 第5章 ランダム化できなかったらどうするか?

統計結果を利用して何らかの分析を行いたい際に強力な力を発揮する「ランダム化」という手法が使えない際でも、いくつかの方法を用いれば、ランダム化と同じような効果を得ることができ、この章ではそれらの方法について説明する。 一つは「ケースコントロー…

西内 啓 統計学が最強の学問である 第4章 「ランダム化」という最強の武器

統計学の大きな武器の一つとして、対象の一部をランダムにピックアップした2つのグループに分け、そのグループに対して分析を行いたい「変化」を加え、その結果でグループ間で有意な差が出るかをみることで、その変化と結果の因果関係の有無を確認するという…

西内 啓 統計学が最強の学問である 第3章 誤差と因果関係が統計学のキモである

データをビジネスに使うためには、 ・何かの要因が変化すれば利益は向上するのか? ・そうした変化を起こすような行動は実際に可能なのか? ・変化を起こす行動が可能だとしてそのコストは利益を上回るのか? という3つの問いに答える必要があり、例えば「顧…

西内 啓 統計学が最強の学問である 第2章 サンプリンが情報コストを激減させる

初めての本格的なサンプリング調査に基づく統計調査は、ニューディール政策における公共事業の基礎調査に用いられたが、その時は、古参の学者からはサンプリングの正確性について批判があった。 しかし、例えば10万人の顧客のデータからその男女比を知りたい…

西内 啓 統計学が最強の学問である 第1章 なぜ統計学が最強の学問なのか?

何故、統計学が最強の学問になりうるか?という質問に対して、著者はどんな分野の議論においてもデータを集めて分析することで最速で最善の(正解ではないところがポイント)答えを出すことができる、と答える。 疫学の父と呼ばれるスノウは、19世紀にロンド…

西内 啓 統計学が最強の学問である ダイヤモンド社

著者略歴:兵庫県出身の統計家。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ ハーバード がん研究センター客員研究員を経て、現在はデータに基いて社会にイノベ…

Tech News Today / 797 NY to LA in 45 Minutes / Microsoftの開き直り

今日は、あまりめぼしいニュースが無く、2つだけ。Tom Merritの声がまだ休暇明けでガラガラ。以下3行まとめ: Googleがインターネットを通じたオンデマンドTVサービスへの参入を検討しているというニュースをWSJが報じた。 2年前にも同様のニュースがあった…

Tech News Today / 792 Yelp is on the Way / Samsungの終わりの始まり?

今週はコンシューマー向けの新しいサービス・商品がいくつか。以下3行まとめ: 世界中で1億7500万人が使用しているDropboxが初のユーザーカンファレンスを開き、「Chooser」と「Savor」という、ほぼ自動的にMailboxというDropboxのメールアプリの添付ファイ…

Tech News Today / 790 Vine is Fine / 年齢とITと経営と

Tomは金曜日からお休み。アメリカはIDデイだったから、5連休か?以下3行まとめ: PayScaleという調査会社が、32社のIT企業を調査したところ、従業員の年齢の中央値が35歳を超えていたのは6社のみだった。以下いくつか興味深い統計結果: ・女性は30%以下 ・8…

伊藤洋一のRound Up World Now! / 2013年7月5日 エジプトとホンダの将来について 745回

今週のRound Up World Now!は、日銀短観などの経済指標と、ホンダのGM提携について以下、3行まとめ: 大企業製造業の業況判断指数は、前回より12ポイント上昇のプラス4になったが、まだまだ雇用や賃金増にはつながっておらず、アベノミクスの真価が問われる…

The Big Issue Japan Japan 217 ゲスト編集長 平田オリザ インタビュー

今週のThe Big Issueは平田オリザの笑顔が表紙。どうでも良いがAERAとThe Big Issue、両方著名人(しかもどちらかと言うといわゆる左派・リベラル)の顔の大写しを表紙に使うが、Big Issueの方がいい笑顔をしている気がする。AERAはシリアスな顔が多い。カメ…

Tech News Today / 788 The Stalking Pillow / 初のカスタマイズ携帯

今日は、製品それ自体よりも、製品の広告や人事の話が多い。以下3行まとめ: Googleが買収したモトローラ社から、Moto Xという「ユーザーが初めてデザインできる」スマートフォンの広告を発表した。 Moto XがDellの様にCPUやメモリサイズなどまでカスタマイ…

Tech News Today / 787 The Mattrick Reloaded / Microsoftのスター社員流出

今日は、日本で馴染みが多い製品についての話も少なく、あまり面白くはなかった。以下3行まとめ: Xboxを6年率いてきたMicrosoftのDon Mattrickが、Microsoftを離れてZyngaのCEOとして就任することが明らかになった。 Steve Jobs式で、給料は安く、殆どを株…

Tech News Today / 786 Tech News 2000 / 携帯端末の未来

今日は、Appleの新製品iWatchと、HP、Telefonicaの新しい携帯端末について以下3行まとめ: AppleがiWatchを日本で、「携帯コンピュータまたは時計端末」として商標登録した。 iRadioとして噂されていた製品が、iTunes Radioという製品名になったように、単純…