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ケリー・マクゴニガル スタンフォードの自分を変える教室 第2章 意志力の本能

人間は太古、例えばサーベルタイガーに突然出くわした時に、自分の能力を全て発揮して「闘争・逃走」できるため体中のリソースを全て、集中させるという機能を培ってきており、それと近しい機能が、例えば「脂肪たっぷりのチーズケーキ」が目に入った時に、「それを食べること」を脳が想像することで、血中糖分の上昇に体が備えたりと、取らぬ狸の皮算用をはじめ、しまいに外堀が埋められて、ついつい食べてしまう、ということがある。
上記のような機能は「休止・計画反応」と呼ばれ、前頭前皮質に備わる「意志力」によって抑えることが出来るが、この「意志力」は大変ストレスに弱く、また睡眠不足に陥るとグルコースが足りなくなり、これもまた意志力を落とすことになるが、反対に深呼吸や運動に寄って、意志力を高めることが可能である。
この運動は「座ったままの状態では出来ない」「ジャンクフードを食べながらは出来ない」ことを満たせばなんでも良いが、同時に「あおむけに寝て、少し足を高くして、何度か深呼吸することを5分から10分繰り返す」ことでも意志力を増大させることができる。

感想:
ストレスが溜まると、どか食いをする、というのは自分にも当てはまるが、実際にはその行為は、「意志力」が弱まっているという、ワンクッションが挟まれていたことに気づいた。

タイトル
Introduction
第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
第6章
第7章
第8章
第9章
感想