ケリー・マクゴニガル スタンフォードの自分を変える教室 第6章 どうにでもなれ
人間はストレスを感じると、脳が精神を安定させようとし報奨系に命令を下してドーパミンを生成し、酒やギャンブルや過食と言った行為へと導くが、これらは実際には実際にはの開放には役に立たず、本当にストレス発散に役立つようなセロトニンやガンマアミノ酪酸といった脳内化学物質が放出される「散歩」や「スポーツ」等の行為を自分を誘導するためには自己制御必要である。
人間の脳は、「暗いニュースを見る」とストレスを感じて「甘いモノが食べたくなった」り「タバコの健康への警告を見て」ストレスを感じて「タバコを吸いたくなった」りと、一見、無関係だったり矛盾しているような方法ですらストレスを解消しようとするだけではなく、「ダイエットなどの立てていた目標につまずく」と「もうどうにでもなれ」効果によって、自分を罰するために過食などの逆のベクトルの行為に走ってしまう。
上記のような反動による目標の放棄を防ぐためには、失敗した自分を罰するのではなく、上手く慰めることと、「目標をたてる」ことを楽しむだけではなく、その決心を持続させるため自分がどのように失敗するかをシミューレーションしておくことが肝要である。
感想：
この本では、自分が今までに立てた目標がどうやって失敗してきたかを、お前その場にいただろ？というレベルで指摘されている気がする。
